ぴくせるぶれいん ~広汎性発達障害者の日記とか~

札幌市在住の29歳の男が、自身の障害についてや活動なんかを、日記のように綴っていくブログです。

散歩と閑静な街並みと野良猫と。

久しぶりに、自分でも「遠いな…」と思う距離を歩きました。

往復、約5時間。片道おおよそ10kmという。

軽く修行です。アホです。

 

人気のない所にまで行ったので、とても静かでした。

遠くから聞こえる車の走る音と、鳥のさえずりと。

足元から聞こえる、にゃあ、という声と。

 

…にゃあ?

 

ふと足元を見ると、アメショの猫が2匹。

片方がちっちゃかったので、恐らく親子かな?と。

 

どうやら、途中からずっと付いて来たらしく、やたら人慣れしていました。

 

家猫かな?と考えたのですが、飼われていた形跡も無く、首輪やその痕もありませんでした。

 

不思議に思いましたが、害も無さそうだったので、暫く一緒に歩く事に。愛護条例もあるので、餌はあげられなかったのですが。

 

帰る道の半分まで、ずっとついてきたその親子猫は、何を伝えたかったのでしょうか?

 

別れる間際にやたらとにゃあにゃあ鳴いていました。

汲み取れなく、暫く困惑していると…

 

諦めたのか、また足元にやってきて、撫で撫でをおねだり。

 

お別れをしてくれたみたいでした。

 

「餌もってきた鴨だと思われたんでない?」と言われましたが、どうにもそんな気がしません。

 

食べ物なんで持ってなかったし、ご飯目的なら「飯ねぇのかよくそが」って、すぐに離れていくと思います。

 

とても不思議な出会いでした。

 

一番の失敗は、あまりにも不思議過ぎて、親子猫の写真を撮るのを忘れていた事。

 

また、あの周辺で会えるでしょうか。

楽しみがまた1つ増えました。