散歩と閑静な街並みと野良猫と。
久しぶりに、自分でも「遠いな…」と思う距離を歩きました。
往復、約5時間。片道おおよそ10kmという。
軽く修行です。アホです。
人気のない所にまで行ったので、とても静かでした。
遠くから聞こえる車の走る音と、鳥のさえずりと。
足元から聞こえる、にゃあ、という声と。
…にゃあ?
ふと足元を見ると、アメショの猫が2匹。
片方がちっちゃかったので、恐らく親子かな?と。
どうやら、途中からずっと付いて来たらしく、やたら人慣れしていました。
家猫かな?と考えたのですが、飼われていた形跡も無く、首輪やその痕もありませんでした。
不思議に思いましたが、害も無さそうだったので、暫く一緒に歩く事に。愛護条例もあるので、餌はあげられなかったのですが。
帰る道の半分まで、ずっとついてきたその親子猫は、何を伝えたかったのでしょうか?
別れる間際にやたらとにゃあにゃあ鳴いていました。
汲み取れなく、暫く困惑していると…
諦めたのか、また足元にやってきて、撫で撫でをおねだり。
お別れをしてくれたみたいでした。
「餌もってきた鴨だと思われたんでない?」と言われましたが、どうにもそんな気がしません。
食べ物なんで持ってなかったし、ご飯目的なら「飯ねぇのかよくそが」って、すぐに離れていくと思います。
とても不思議な出会いでした。
一番の失敗は、あまりにも不思議過ぎて、親子猫の写真を撮るのを忘れていた事。
また、あの周辺で会えるでしょうか。
楽しみがまた1つ増えました。