ぴくせるぶれいん ~広汎性発達障害者の日記とか~

札幌市在住の29歳の男が、自身の障害についてや活動なんかを、日記のように綴っていくブログです。

いつも つかっている もの

たまには、ちゃんとしたブログにしようかな、なんて。

 

私は頻繁に使ってる「鉛筆」について、少し掘り下げてみました。

 

実は、「鉛筆」として歴史の記述に出てきたのって、1565年の事らしいんですよ。

 

スイスのドイツ系博物学コンラート・ゲスナーさんが、「丸い筒状の木に、小さな黒鉛の塊詰めて使ったらいんじゃね?」と使用したのが、今の鉛筆の原型になったそうな。(諸説あり)

化石学者さんでもあったゲスナーさん。

この時代はインク瓶を携帯して、羽ペンや筆ペンなんかで筆記するのが主流だったので、結構重宝されたのではないでしょうか。

 

16世紀の終わり頃には、イギリスのボローデール(イギリスのカンブリア州、アラーデール地区にあるイングリッシュ湖水地方にある、谷と民教区です。ウェストモーランドの歴史的な郡の他のボローデールと区別する為に、カンバーランドボローデールと呼ばれます)のカンバーランド黒鉛鉱が発見され、鉛筆が作られるようになったとか。

 

もしかしたら、ゲスナーさんが使っていた黒鉛も、ここから採れたものでは?という説も。

 

因みに、現代のような2枚の木の板に黒鉛の芯を挟んで、削って使うような鉛筆が出来たのは1616年までに開発されたそうです。

 

この種の鉛筆の開発者は、ドイツのニュルンベルクに住んでいた「フリードリッヒ・ステッドラー」さん。今も世界的に有名な文具メーカーの「ステッドラー有限合資会社」の創業者の祖先に当たる方。

 

そんな、鉛筆に必要な黒鉛

実は、19世紀までにイギリスでは掘り尽くされてしまったそうで。

現在では、中国やブラジル、スリランカなどの地下で採掘されているみたいです。

 

そんな海外では活躍していた鉛筆も、かつての戦国武将が使っていた(かも?)というお話。知っていました?

 

20世紀の終わり、日本の戦国武将「伊達 政宗」のお墓「端鳳殿」から、なんとゲスナーさんが使ったものとほぼ同型の鉛筆が発見されたそうな。

 

もっと掘り下げると、将軍「徳川家康」公が日本で初めて鉛筆を使用したとの事。

 

調べれば調べる程、鉛筆って深ーい歴史があるんですねぇ…

ハナタレ小僧だった小学生時代、よく鉛筆かじってましたが(笑)

 

いろんな歴史ある鉛筆、そして、鉛筆を元に進化したシャープペン。

次は、どんな進化を遂げるのでしょうか。

 

…少なくとも、私がおじいちゃんになる頃までに、見てみたいものです。

そんなことを考えながら、今日もお絵描きに勤しみます。